みなさまこんにちは。Excusez-moi♡ どぅどぅです。
『インサイド・ヘッド2』観てきましたあぁぁ!
主人公はティーンエイジャーになったライリーです!!かわいい!!
思春期の複雑な人間関係、漠然とした不安感、自分への自信喪失...。みんなが経験したであろう「思春期あるある」が本当に面白かったです!
さらに、必死で大人になろうと奮闘するライリーを、いとしい、応援したい、という親心のような気持ちが湧き出てくるのもたまりません!!
本記事では、筆者が『インサイド・ヘッド2』を観た感想やレビューを、魅力がいっぱい伝わるように書いてみたいと思います!
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あらすじ
以下、ディズニー∔からの引用です。
世界中に大きな感動を与えた『インサイド・ヘッド』の続編である本作は、思春期を迎えちょっぴり大人になった少女ライリーが主人公。転校した学校にも慣れ、ライリーの頭の中の感情たちヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリは、ライリーが幸せに暮らせるように奮闘する毎日を送っていた。しかしある時、突然大きな“謎の警報”が頭の中に鳴り響く!感情たちが暮らす司令部が壊されてしまうが、そこで新たに現れたのがオレンジ色の感情<シンパイ>だった…
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ここからネタバレあり!
憧れていた高校のアイスホッケーチームの合宿にスカウトされたライリー。はしゃぐライリーとヨロコビでしたが、から回りをしてしまい、チームメイトに冷たい視線を向けられてしまいます。
そこに登場したのが「シンパイ」たち。「このままではライリーは一生孤独。ライリーは変わらなきゃ」と主張するシンパイによって、もともといた5人の感情たちは司令部から追い出されてしまいます。
シンパイの作戦やアイデアで、ライリーは高校生たちの仲間に入ろうとします。しかし打算的な行動も多く、次第にライリーの性格を形成する「友情の島」や「正直の島」が壊れたり、「皮肉の裂け目」で心が傷ついたりしていきます。
いっぽう司令部から追い出されたヨロコビたちは、なんとか戻ろうと奮闘するものの、不安定に揺れ動く心の中を移動するのは容易ではありません。戻ることをあきらめそうになってしまいますが、その間にも「ライリーらしさ」はどんどん失われていきます。
「自分らしさ」ってどう作られているのか。思春期の危機を経て「心が成長する」ってどういうことか。ライリーと一緒に、たくさんの気づきを得られる映画です。
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もともといた感情たちの成長
司令部から追い出されたもともとの感情たちにも変化が訪れます。司令部に戻る、という試練の中で、感情たちの中の感情も豊かになっていくのです。
ヨロコビが悲しみ、怒り、あきらめそうになったり、カナシミが勇気を出して単独で行動したり。また、イカリが他の感情たちを励まし笑顔にさせ、ムカムカがライリーや他の感情のためにぐっと我慢をします。ライリーの成長と共に、感情たちもどんどん複雑になっていく様子が表現されます。
ここで筆者が思い出したがブリッジスの「情緒の分化」です。
引用元:情緒Part2|あいひん
「心の成長」のひとつは、こんな風に、単純だった感情たちがどんどん分化し複雑になること。思春期のつらい試練を乗り越えた先に、感情の分化があり、そして色々なことを感じ、考えられる「大人」になっていくのでしょう。
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「じぶんらしさ」とは
「じぶんらしさ」とは?とまっすぐな目で聞かれると、私たち大人は答えに詰まってウッとなるのではないでしょうか。そんな大人こそ、この映画を見て癒されてほしいです。
『インサイドヘッド2』では、『1』には無かった、「じぶんらしさの花」というものが登場します。ライリーの大切な記憶が紡がれることで咲く花です。
ライリーの「じぶんらしさの花」は、ヨロコビが大切に育てた、ひたすらにポジティヴで朗らかな花でした。それでは思春期を乗り切れないと判断したシンパイは、ヨロコビの「花」を引っこ抜き、新しい「花」を作ってしまいます。しかし、シンパイの「花」を咲かせたライリーは、自信がなく、攻撃的な性格になってしまいます。
ひとつの価値観だけでは、「じぶんらしさ」は機能しえないというわけです。
ライリーがどうやって確固たる「じぶんらしさ」を手に入れるかは、映画を見てのお楽しみ!ですが、最後にシンパイが言う、「ライリーらしさを決めるのは私たちじゃない」というセリフはとても重要です。「ライリーらしさ」は、特定の感情や記憶だけが支配するものではなく、今まで彼女が感じた全ての感情、全ての記憶がより合わさって紡がれたものだったということに、大人になった感情たちは気づくのです。
だから、「じぶんらしさ」って何?と聞かれたときに、私たち大人が答えに詰まるのは当たり前だということです。沢山の感情や記憶がごちゃごちゃと存在しているわたしそのものが「じぶんらしさ」であり、ごちゃごちゃしているのは沢山の感情を経験しながら一生懸命に生きてきた証拠であるんだろうと思います。
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鑑賞後のここちよさ
『インサイド・ヘッド』で筆者が一番好きなポイントが、感情たちがライリーのことをとても愛しているところです。それゆえ私の中にもいるであろう感情たちも、きっと私のことを愛してくれているんだろうなぁと自然と思うことができる。つまり自己肯定感最強マシマシ映画なんです。
さらに、他の人たちの中にも、それぞれに彼ら自身を愛している感情がいることにも気づかされます。そう考えると、電車で隣り合っただけの人だって、かけがえのない、大切にされるべきひとりなのだと改めて思うことができます。
鑑賞後、なんだか世界が優しくきらきらして見えるような、ほんとに素敵な映画でした。
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おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。ここに書けたのはほんの一部で、もっともっと素敵なシーンや楽しい発見がもりだくさんな映画です。
もう、これは、実際に見るしかない!
映画館へ急げ~!!
『インサイド・ヘッド2』だけを見てももちろん面白いですが、『インサイド・ヘッド1』をまだ見ていない方は、ぜひこの機会に見てみてください!!こちらも本当に心がぽかぽかする映画です。
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では今回はこのへんで!『インサイド・ヘッド2』見たよ!という方はぜひコメントで感想を共有していただけると嬉しいです!!Au revoir!