みなさまこんにちは。Bonjour. どぅどぅです!
今回は、オリジナルあみぐるみ作りの基本のきほん!まんまるな「球」の作り方のコツをご紹介させていただきたいと思います。
意外と難しい「球」。案外思った通りの大きさや形にならないことが多いものです。
しかし!このdoudou考案のやりかたなら、どんな大きさの球でも、どんな太さの糸でも球が編めます!さらに、だ円などにも簡単にアレンジできます。ぜひおためしください!!
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あみぐるみの図案を作る
まずは、作りたいあみぐるみの図案を考えます。図案の作り方については前回のブログ↓でご紹介しています。
筆者は球のパーツを多く使うあみぐるみを考えた結果...「ごめん寝」姿のネコちゃんの、まあるいあみぐるみを作ることにいたしました。完成したネコちゃんは販売予定ですので、気になる方はこちらのページ(minnneに飛びます)から、ぜひごらんください。
さて、筆者が書いた図案が以下の写真です。
使う材料はこちら。
あみぐるみ作りにおすすめの道具については、以前のブログで詳しくご紹介しています。
球を編む準備をする
ではネコちゃんの頭のパーツ、「球」を編む準備をしていきましょう。
まず作りたい球を横から見た図を描き、5つの工程に区切ります。
上下の区切り(①②、④⑤)はだいたい 1/6 ずつ、真ん中(③)の部分は 3/1 くらいに区切るのが目安です。
また、上から見た図も書いておくと分かりやすいです。
同じ大きさの円を描き、その半径の1/3くらい内側にもう一つ円を描きましょう。
外側の円が②の部分、内側の円が①の部分にちょうど当てはまるはずです。
先に載せておくと、最終的に完成した球のレシピは以下のようになりました。
レシピ内の数字は左のマスから、段数、目数、増減数です。
ま、細かいことは置いておいて、実際に編むところをご覧あれ!
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球を編む
それでは実際に編み始めましょう! 先ほど区切った①~⑤の工程ごとに説明していきます。
①「1段ごとに6目増」
6目のわを作り、1段ごとに6目ずつ増やし目をしていきます。
先ほど作った図に合わせながら、工程①と同じくらいの直径になるまで編み進めます。
今回は4段編むとちょうどいい大きさになりました。
②「1段ごとに4~2目増」
図に合わせて調節しながら前半は4段ずつ増やし、後半は2目ずつ増やしていきます。
今回は最初の2段は4目増、つぎの1段は2目増で作ると、いいくらいの大きさになりました。
③「増減なし」
真ん中の 3/1 は増減なしで編み進めます。
④「1段ごとに4~2目減」⑤「1段ごとに6目減」
減らし目は、増やし目をしたのと同じ箇所で行います。つまり、最終的に6目に収まれば完璧です。
最後にわたを入れて、最後の6目をかがって引き締めれば…球の完成です!!
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だ円へのアレンジ
ここで、ネコの身体の部分(だ円)についても、さらっと解説いたします。
とはいってもほとんど先ほどの球と同じ作りかたで、③「増減なし」の部分を増やすだけです。
もしふくらみにニュアンスを付けたければ、軽く増減を追加してみましょう。今回は③の部分で2目、増やし目と減らし目をしています。レシピは以下の写真の右側。11段目と15段目で増減を付けています。
制作風景もさくっと載せておきます。途中で思い付いて、ぶち模様をハートっぽいかたちにアレンジしてみました。
さらに、こちらは胴体のパーツなので、重石のペレットを入れました。ペレットの入れ方やメリットについても、のちのちのご紹介したいと思います。
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そして、手・しっぽ・耳のパーツを作って縫い付け、顔も刺しゅうすれば...
完成!
じゃーん!なかなかかわいくできたのではないでしょうか!
「球」の作り方をマスターできれば、頭の中のかわいいイメージを、もっとかわいく、あみぐるみとして形にできるはず。doudouの「球」の作り方、ぜひお試しあれ~!
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おわりに
さて、きほんの「球」の作り方、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のご感想はもちろん、こんなパーツの解説をしてほしい、オリジナルあみぐるみのこういうところで困っている、などなどご要望がありましたら、ぜひお気軽にコメントしていってくださいませ!積極的に記事にしていきたいと思います。
余談になりますが、今回筆者が制作した「ごめん寝ブチネコ」、じつは実家のネコの模様を参考にして作りました。猫って本当に美しくって尊い生き物ですよね…。
猫といえば筆者がウルドゥー語とカリンバができる、大の猫好きの友人にもらった誕生日プレゼントがとってもかわいかったのでご紹介します。「ネコはすべてであり、すべてはネコである」をモットーに展開されている「Cat All」というブランドです。
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今回もお読みいただきありがとうございました!
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